雨漏り調査 山形の雨漏り 雨漏り119|最近の山形の雨漏り調査

こんばんは、雨ん防1号です^^

 

10月入って雨漏り調査だけで8件。

続きますね~。

 

雨漏り修理に困っている方って実はかなり多いんです。

タウンページやホームページで探しては、色んな業者さんにお電話しているのだと予想されます。

 

雨漏りはプロの業者でも簡単に見つけられないのが現状です。

なので私達も知識だけはしっかりと身に付けるべきもの。

プロが選ぶプロとして、我々雨ん防は日夜勉強に取り組んでいます。

 

さて、そんな我々の調査と提案をご紹介します。

 

①↓某大型病院低層階屋上

塩ビシートが密着工法で施工されてます。

山形の熱い日差しと低温によるためか、塩ビシートが中央に引っ張られて破断していました。

「全面防水改修しましょう!」と言うのは誰でも提案できること。

大切なのは、いかにコストを抑えた施工提案です。

だって悪くないところも沢山あるんだもん。

金掛けりゃいいってもんじゃないですよね。

 

今回は悪い部分をピンポイントで切開して塩ビシート改修。

立上りのRC躯体もクラックが多いので、そこもウレタン塗膜防水で改修します。

しっかりとした提案書を提出し、ご発注頂きました。

施工はこれからです。

 

 

②RC住宅雨漏り事案

 

↓屋上です。

かなり長年放置されてるようでシンダーコンクリートは中性化しボロボロ。

もはやどこから手を付けて良いのかわかりません。

しかし漏水しているのは屋上からではないのです。

 

ここまで劣化しても下のアスファルト防水は滑膜のようですね^^;

 

↓漏水箇所を散水調査

はい。特定できました。

ありがとうございます。

 

窓廻り3か所から漏水確認。

これからプラン立てて確実に止めて見せましょう。

今回はUカット処理+アクリルゴム防水+シーリングとちょっと頭を捻って雨ん防でしか出来ないような施工を考えてます^^

 

 

③某ショッピングセンター屋根

↓屋根全景です。

 

何という設計・・・。

ハッキリ言ってありえません;;

たぶん県外の設計士さんかな?

雪国の山形でこんな設計したら危ないですよ。

 

↓屋根は長尺トタンの平葺き。

瓦棒が無くハゼが掴まれているだけ。

ここまでは良いんですが、谷部分が繋がっていてドレンまでの勾配もありません。

雨水がたまってオーバーフローしたら配管へ流れるという設計…。

これは根本から直さないとまずいですね。

年内は簡易的な防水だけやって、来春あたりにしっかり防水工事と改修工事をご提案させて頂きました。

ちなみに来春に工事する提案はものすごい頭使ったプランです。

木工事と防水工事の複合です。

根本から止めてやります!!

 

 

④某郵便局屋上

↓屋上のシンダーコンクリートに縁石を二つ並べて側溝を作った安易な排水システム。

こんなにひどくても漏水はしません。

縁石だけが中性化し骨抜きになったようにボソボソ。

普通コンクリートと工場生産?の縁石では強度が違いすぎますね。

単位セメント量が少ないのかな。

 

↓そんな縁石にウレタン防水X-2工法されてますから、当然ウレタン防水も何の意味も無く…

今回は縁石部分を斫り、新たにコンクリートを打設し、ウレタン防水をやり直します。

かなりの距離があるので時間掛かりそうですね^^;

 

ほかにも沢山見ています。

随時提案書と診断書作って提出します。

 

う~ん、ただでさえ年内の仕事いっぱいなのに、もし急な雨漏り対策事案とか出たら対応できるでしょうか><

と言うのはいいわけですよね!!

 

頑張ってご対応します。

山形から雨漏りが無くなりますように…。