山形県上山市│E様邸外構工事│3D CAD│除雪しやすい

外構工事の施工事例です。
今回のお客様の要望は、冬の除雪を軽減したいということでした。
場所は上山市なので山形市よりは雪が多い区域になります。

まずは3Dcad(図面、イメージ図を作るソフト)で、このようになりますよ、というイメージを作成します。これでお客様に了解をもらい着工します。
除雪しやすい外構プラン
除雪しやすい外構プラン
施工前(左)
側溝の蓋とグレーチングがしっかり取り付けてあるため雪が捨てられません。
なので、雪を寄せやすいように広い土間コンクリートスペースを確保しました。
まずはカーポートとその直下の土間コンクリートです。

床堀りで仕上がりの高さから300mmほど既存の盤を下げます。
下げたら砕石を敷き固めます。(右)
除雪しやすい外構プラン
除雪しやすい外構プラン
施主様が大きな車に乗る方ですので、カーポートはハイルーフの仕様にしました。
型枠とメッシュも準備し、コンクリートを打設します。
土間コンクリートは店長の私自ら仕上げましたよ!!
除雪しやすい外構プラン
除雪しやすい外構プラン
次に隣地の境界のブロックを設置します。
土間と同じように床堀り、根切りとも言いますね。
掘ったらベースのコンクリートを打設します。
2段ブロックを積んで境界線を作りました。(左)

隣地の境界の工事は基本的には土地の高さが高い方の人が境界を設置します。
こちらの反対側の境界は隣の家の方がブロックを積んだのですが、
ウッドデッキから丸見えになるのが嫌で、背の高いフェンスを設置することにしました。
同じようにフェンスの支柱を立てれるように穴を掘ります。(右)
深さは300mm。
外構工事って何するにしても掘らなきゃならないんですね(笑)
除雪しやすい外構プラン
除雪しやすい外構プラン
フェンス支柱の為のコンクリート架台を設置。
通りと高さの基準を水糸で出します。
フェンス建て方完了です(左)

こちらはお客様用駐車場です。(右)
アールを描いてる部分は伸縮目地の代わりにコンクリートを型抜きして西洋芝を植える予定です。
除雪しやすい外構プラン
こちらはコンクリートとスタンプコンクリートを分けるために伸縮目地で見切りをつけました。(左)
丸いピンコロが設置してある部分は植栽スペースです。

こちらも植栽スペースです。(右)
床堀りで砕石と土をあらかじめ入れておきます。

いよいよ打設開始です。
12月の工事でしたので、天気が心配でしたが、日頃の行いが良かったせいか、珍しく晴天に恵まれまして無事打設できました。(左)

この玄関アプローチ部分はスタンプコンクリートという景観工法を行うので、コンクリートに色を付けるハードナーを先に敷設します。(右)

コンクリートの締りを見てスタンプをを押していきます。(右)
その次は、お客様駐車場の土間コンクリート刷毛引き仕上げです。

ここから乾燥養生時間を発言強度が出るまで1週間程度置きます。
後日スタンプコンクリートにクリヤーを塗りました。(左)
防滑仕上げの為珪砂を混ぜて仕上げております。

クリヤーを塗ると陰影がハッキリついて綺麗ですね。(右)
次にシンボルツリーのアオダモ(左)
リビングの大きな窓から夏は日陰に冬は日向にという感じに落葉樹を選定しました。

10月過ぎたころ香りで季節を感じさせてくれるキンモクセイ。(右)
柔らかいグリーン色のゴールドクレスト。
また駐車場の目地には西洋芝のタマリュウ。(左)

そして門柱に枕木を3本。(右)
立体的なリズムを付けるために高さを変え楽しさを演出します。

完成です。
工事前に提出していたイメージ図(左)

工事完了(右)

見事に同じようになりましたね。
これを見ると3Dcadの制度の良さがわかりますよねー。
除雪しやすい外構プラン

施工前

除雪しやすい外構プラン

施工後

施主様にも気に入っていただけたようで私もうれしかったです。

外構工事は雨ん防へ!!!