FRP防水

FRPとは “Fiber Reinforced Plastics”の略で、日本語表記に直すと繊維強化プラスチックとなります。
車のエアロやプロテクターなどにも使われている頑丈な素材です。

この防水材はガラスマットのような繊維が入ってるので、曲げ強度、ひび割れ等が出にくい防水材です。
主に新築のベランダに使われています。下地はコンパネ下地から出来るので、木造住宅にはピッタリです。

  • このようなコンパネ下地から施工が可能です。
  • このようなコンパネ下地から施工が可能
    まずは空気が入らないよう段差やくぼみを
    ポリエステルパテで平らにします。
    併せて入り隅のコーナーにも面木と呼ばれる
    三角のあて木を入れて、
    防水材の密着面積を広げます。
  • プライマーの下塗りを行います。
  • 配水ドレン設置、パテ、面木、継ぎ目の
    シーリング、そして養生、と下準備を終えて
    プライマーの下塗りを行います。
    プライマーは約2時間もすれば乾燥します。
  • 主剤1層目塗布中
  • 主剤1層目塗布中
    今回は2プライ工法と言ってガラスマットを2
    枚張りする工法で施工しました。
    主剤を塗ってすぐに脱泡作業を行います。
    1層目が乾燥したら2層目を行います。
  •  	  次の日サンドペーパーで表面を目粗し、ブツや突起物を平滑にします。
  • 次の日サンドペーパーで表面を目粗し、
    ブツや突起物を平滑にします。
    目粗し後清掃し、トップコートを塗りますが
    その前に一旦アセトンと言うシンナーで
    拭きあげます。
  • トップコート完了
  • トップコート完了
    乾燥が速いので1日で2回塗りが可能です。
  • RC造屋上のFRP防水の改修事例です。
  • RC造屋上のFRP防水の改修事例です。
    浮きが多く剥がせる所は頑張って
    剥がしましたが…。
  • 施工面積の30%程度が限界でした
  • 施工面積の30%程度が限界でした。
    これ以上は特殊な機械が必要でしょう。
    正直FRPの改修は一番大変かと思っています。
    この後アクリル防水で改修しました。
  • こんな感じで仕上がりました。
  • こんな感じで仕上がりました。

FRP防水は木質系下地には向いているが、コンクリートには不向きかと思っています。
多少の弾力性はあるものの、やはりコンクリートに追従する程の弾性は得られないと思いました。
今回の様に改修で浮きが多発していると、どこまで剥がせば良いかが分からなくなるので、改修するにしても大変です。
新築の防水はRCやモルタル下地にはシート防水かウレタン防水、またはアスファルト防水が無難でしょう。
とまぁ、個人的な意見ですが…。