こんにちは(*’▽’) 加藤です
台風のnewsが連日報道されております☂…
山形は今のところ台風上陸の予報はないようですがいつ何時発生するかわからないので用心しておかなくてはなりませんね(´・ω・`)…
先日雨漏り調査のご依頼が!
某施設で雨漏りにお困りの様子でした。

足場をかけての調査となりました
天井からの雨漏りで雨が降れば必ず漏れるわけでは内容です。

雨漏り箇所の直上部はステンレス防水になっており煙突がある屋根です。

まずはドレンを防ぎ屋根に水を張り水張試験を行います。
ハゼと呼ばれるジョイント部分が埋まるくらい水を溜めました。
が、侵入水は確認できませんでした。

水切りに隙間がありましたのでこちらに散水。
こちらから侵入水発見でございます!
その後アルミ笠木と水切りの取合いの複雑部に、
立上りジョイント隙間部に散水

が、こちらからは侵入水は確認できません。
先程の水切り部で雨漏りが再現できたとしたら、防水端部に原因が高いと予想!
風を伴った雨を再現してみることに!
折板屋根側の水切りの中に手を入れるとステンレス防水端部の切り口が触れる状態でした。ということは💡
水切りの中にしたから上に向けて散水してみます

確実に侵入水が確認できました!
赤外線カメラを使用し、青い低温温度分布がはっきりと出ているのを確認!
この侵入箇所から防水層の中に水が廻りコンクリートスラブに水が溜まります。
するとひび割れ部分から漏れてくるという見解です!
散水を続けるとひび割れ箇所あちこちから雨漏りが確認できました。

調査前には乾いてた箇所にも…
こちらの建物の雨漏りは防水層の中に水が溜まってから漏れてきますので、雨がやんでもなかなか止まらない雨漏りかと思われます。
他別な個所からも雨漏りが発見できました。
修繕は既存のステンレス防水は全て撤去し、煙突の熱にも耐えれるように改質アスファルト防水での御提案です。

ステンレス防水はハゼが立ち上がっているので雨水が流れず溜まってしまいます。
これも改質アスファルト防水であれば改善されます。

こちらもアスファルトシートを上まで立ち上げ金物で止めてからシーリングをします。
これから台風の時期にはいりますので早めの対処が必要になりますね☂