バルコニー・ベランダの防水
バルコニーやベランダは家の外部にあるため常に雨風にさらされていますので劣化がしやすい箇所となります。
メンテナンスを先延ばしにしてしまうと柱やはりを腐食させる原因となります。
木造住宅では腐食が起こりえますし、鉄筋コンクリート製住宅では骨組みの錆などが起こります。
強度が弱くなるということもありますので防水はとても重要になります。
また、外部にあるとはいえバルコニーの角は空気の流れがないためカビが発生しやすいです。防水の機能が失われ雨漏りが発生してしまうこともあり得ます。
劣化症状にはひび割れや剥がれがあります。
内部の防水層がひび割れや剥がある場合には防水の張替えなどのメンテナンスが必要となります。
こちらはセキスイのバルコニー防水です。
セキスイのバルコニーは通常住宅より特殊なつくりになっており、バルコニー防水層の上に保護ブロックが敷かれています。経年劣化で保護ブロックが割れ、砕けたブロックのカスが排水の流れを止めてしまうという症状がありますのでブロック撤去作業から入ります。
改修として塩ビシート防水を施工します。
立上りシートを撤去し立上りの処理を行います。
下張りシートを張り、その上に塩ビシートを張ります。
シートを止めるアルミ金物を取り付、シーリングをします。
2㎜厚の塩ビシートで仕上げ保護ブロックはメンテナンスが大変なので露出で完了です。
セキスイのバルコニー・ベランダは新築後15年程で改修することをお勧めします。
特にバルコニー下が居住スペースの場合漏水してからでは大変です。
こちらの防水工事は10年保証です。
安心した生活のためにも早めの対処をお勧めします。
