こんにちは 加藤です(*’▽’)
今日は雨樋修理のお話です。
先日雨樋の劣化についてのお問い合わせがありましたのでお伺いしました。
こちらの雨樋は雪の重みにより雨樋が沈んでおり外側に肩身いているため勾配が狂い、排水が勾配通りに流れなくなっている状態でした。
そのため、雨水が溜まってしまい錆が多く見受けられました。
こちら水平器を当てた写真です。
外側に大きく傾いているのがわかります。
所々ジョイント部分から水漏れもあり、雨樋としての機能が果たされていない状態になっております。
水漏れが多く、乾いている状態で防水テープ処理をしたものの改善されていないようです。
雪の重みで曲がり傾いている状態ですと強い雨が降った時に雨樋に雨水が入らず飛び越えてしまいます。
それでは雨樋としての役割が意味をなさなくなってしまいます…
こちらは屋根の雪が凍り、氷の塊が落ちて物置の屋根が凹んでしまっている写真です。
物置の位置を移動するか、スノーストップの設置で改善する必要があります。
なかなか物置の屋根まで見ることはないかと思いますのでこのような状態になっているのは気づきづらいですよね…
高いところや普段目に届かないところはご依頼がなくても調査の際にチェックをしお伝えしています!
今回は屋根からも調査させていただき雨樋の状態を確認しました。
雨樋の傾きにより勾配が狂った状態でしたので、雨樋の交換、樋金と呼ばれる支え部分も新しくし勾配を取り直す工事が必要です。
積雪による歪みなので自然災害により火災保険が適用になる可能性があります。
こちらの申請手続きの書類も作成し、少しでもご負担が減るようにお手伝いさせていただきます。
また、物置の屋根は屋根だけの交換が不可能な形状でしたので新しい物置設置でのご提案をさせていただきました。スノーストップの新設もご提案です。
これから梅雨の時期…雨水の排水がうまくとれないと外壁の劣化や雨漏りにもつながってしまいます。
お家にとって重要な役割を果たしている雨樋ですので劣化状況などありましたら早めに処置する必要があります。