山形│セキスイ│バルコニー│雨漏り

セキスイハイムの建物でバルコニーからの雨漏りがありご相談を受けました。リビングの天井が膨らんでくるくらいまで放置してしまい、今回は防水で雨漏りを止めてからリビングの天井のクロス張りまで一貫して行なうことになりました。しかし、今回の案件は中々強敵でして、私も修繕方法に難儀しました(笑)
リビングの直上部がバルコニーのテラスの位置になっており、ブルーシートが敷かれております。いつもなら雨漏り調査からスタートするのですが、ウッドデッキやテラスがあり厳しいので、まずはバルコニーのテラス、ウッドデッキ、手すり壁を解体する所から開始します。
また、手すり壁の外壁は再利用したいとのオーナー様な要望で慎重に慎重に解体を進めていきます。テラスも樹脂デッキも再設置しますので解体の順番もしっかり記録しながら作業を進めました。
このタイプのセキスイのバルコニーは、折板屋根に挟み込みのデッキが付いており、手すり壁もボルトで折板屋根に挟み込んで固定しております。結構珍しいパターンですね。
ようやく解体が終わりました!
しかも手すり壁の外壁も壊れたり割れたりせずに解体できて一安心です。
ここでようやく散水調査開始です。赤外線カメラの画像を見るとわかりますが低温の温度分布の青い部分が断熱材に水が含んで写っています。
しっかり原因が特定できました‼️
綺麗に掃除してから金属屋根用のウレタン塗膜防水を行いまして雨漏りを修繕しました。
雨漏り修繕が終わったらもう一度散水し、雨漏りが確実に止まったことを確認します。これでもう安心ですね‼️
あとは天井を塞ぎ復旧します。濡れた断熱材は交換しました。
あとは最初と同じように床デッキや手すり壁の復旧作業です。
番号順に元通り設置します。
完全に復旧が終わりました!

次は内部!
天井もクロス完了!バッチリ仕上がっております!

施工前

施工後

施工前

施工後

足場解体後は全体の清掃をまわり、無事にお引き渡しとなりました。雨漏りに対しての5年の保証書をお付けして、オーナー様からもとても喜ばれ私もとても嬉しく思いました。
中々大変な工事でしたが、やはりお客様の喜ぶ顔が見れるこの仕事はやり甲斐があります。セキスイはハウスメーカーで独自の工法で施工しているので難しいものがありますが、弊社はプロから選ばれるプロとしてこれからも雨漏りに困った方々を救っていきます!

ありがとうございました。