体育館 床塗装

公共工事で見事に落札できた某体育館の床塗装の施工事例です。
工事内容は既存の体育館のフロアの塗膜を全撤去して、ライン引き直してクリヤーという流れです。
ドラムサンダーという機械でひたすら研磨していきます。
粗研ぎ 中研ぎ 上研ぎの3工程で既存の塗膜を全撤去します。
この時点でもう古い塗膜は無くなりました。
更に細かい番手で磨き、最高な塗装下地を作ります。
研磨完了です!綺麗な無垢材に戻りましたねぇ
これだけ研磨すると、実は結構ゴミが出ます。 2立米のコンテナ
2つ分になりました。
さぁさぁ、ここでやっと塗装していきますよー!
クリヤーも下塗り、中塗りをかけていきます。毛のついた専用の
モップで塗装します。
墨出しをして、ラインを引きます。これが中々大変な作業です。
バスケットコート、バレーボール、バドミントン、剣道、etc
などのスポーツで使うコートラインを各色分けしながら塗装していくわけですねー。
監督職員の検査では私も立会い、無事に合格できました!
完全に蘇りました‼️自分の顔が映り込むほどのテロテロ仕上げ!
当初、監督職員から既存のラインと位置は変えずに合わせてと言われていたのですが、調べたら、現在のスパーツのコートラインと現代のコートラインは少し変わってるんですね!なにが?って、
サイズが。私も知りませんでしたので、墨出し前にしっかり確認して良かった。監督職員さんも知らなかったようで(笑)
危うく平成のコートラインになってしまうトコロでした(笑)

上が施工前 
下が施工前
こちらは違う現場の体育館。
こちらは塗装ではなく、フローリング調の長尺塩ビシートを張ってます。これ、最近流行りですね。無垢材の体育館なんて無くなっていくんでしょうねー…なんだか寂しいような‥

と、なんとか無事に引き渡せました。

材料は大谷塗料のネオデラックツヤありです。