山形市│天窓からの雨漏り│天窓交換工事

こちらのお客様は天窓からの雨漏りでお困りでした。
まずは天窓本体からの雨漏りなのか?それとも天窓周りの
屋根の防水シートからの雨漏りなのかを調べる為に雨漏り調査を
実施しました。
雨漏り調査で本体からと防水シートから両方からの雨漏りを
調査で再現しまして、天窓自体の耐用年数もある事から全て交換する工事となりました。
まずは天窓周りの瓦を仮撤去します。
既存の天窓を撤去し、同じメーカーの同じサイズのベルックスの天窓をスッポリと交換します。既存の天窓は自動開閉タイプでしたが、開け閉めは何年もしていないとのことから新しい物はFIXタイプ(はめ殺しタイプ)を取付けしました。
このような全数釘止めの洋瓦を外す時は脇からハンマーのような(なんでもよい)スペースを開けるための物を差し込み、瓦同士の隙間を設けます。するとビスが見えてきました。
このビスを外します。1番上の瓦を外せば下の瓦は容易にビスや釘を抜く事ができます。
ここまでくると、雨漏りの原因になっていた防水シートの
状態がわかりますので、調べてみたところ…
この角の穴でした!完全に穴が空いてます。
ここは通常、捨て張りでルーフィングを張り
全体にルーフィングを貼ってからピンホールを増し張りで雨仕舞いしなきゃならない大事な箇所です。本体からの雨漏りはしょうがないとして雨仕舞いが良くないのはダメですねー、
FIXタイプの天窓を入れ雨仕舞いの為にルーフィングを張り、
それが終われば水切りのカバーを取り付けます。
瓦桟を復旧し、瓦も復旧していきます。
完了です。昔のベルックス天窓は瓦の場合、瓦桟の上に天窓が取り付けられるようにしてるのですが、現在のベルックスの天窓は野地板レベルで取り付けなければなりませんので、天窓の高さが前に比べ若干低くなります。その分瓦も加工しなければならない場合がありますね。エプロン下にシリコンのシーリングで圧着し完了です。
これで工事は完了です。電動プリーツカーテン付きのベルックス天窓になります。電動プリーツカーテンは小さなソーラーパネルが付いており電源を取る必要がないのもGOODですね!

施工前

施工後

施工前

施工後

この工事で長く雨漏りに困っていた悩みも解決しました!
ベルックスの天窓は耐用年数25年とカタログにも掲載されてありまして、長年経過するとどうしても雨漏りに繋がってしまう可能性が高くなります。20年以上経過した天窓が付いた家の方は「ウチもそろそろかな」と交換を視野に入れることが大切ですね。