こんにちは 加藤です
先日の台風、各地にとんでもないくらいの被害をもたらしました。
自然の猛威は恐ろしいですね…家が崩れるほどですから命を守るのが最優先で他、防ぎようがありません。
山形では台風の被害はすくなかったものの雨漏りが…というお問い合わせを連日いただいておりました。
以前からしみはあったのですが台風のときにポタポタしてきた。など数多くのご連絡があり対応させていただいております。
多々のお問い合わせでお待たせしてしまっているご自宅もあり大変申し訳ございません…また雨予報もありますので💦随時お伺いいたします!
先日の調査報告です。
台風以前から雨漏りがあったようです。
散水調査をし雨水がどこから侵入してきているのかを特定してきます。

こちらは建物を増築した際に繋いだ外壁部分です。
欠損部が見受けられましたので散水してみました。

散水後3分程度で天井から雨漏りがありました。
先程の欠損部からの雨漏りは確認できました。

先ほどの部分に水が当たらないように養生しこちらサッシまわりのひび割れにも散水しました。

こちらからも雨漏りが確認できました。
侵入口は別ですが天井から出てくる出口は同一によるものです。

こちらの部分も雨水の侵入口になっていることがわかりました。

こちらは笠木と呼ばれる部分で屋根の一番水上になります。
これまで雨漏りが確認できた箇所はビニールで水が入らないように囲います。時間をおき先ほどの雨漏りがなくなってからこちらの笠木部分に散水をしたところまた同じ侵入水が確認できました。
更に…

隣の部屋の天井からも雨漏りが確認できました。
調査結果は

雨漏りが確認できた箇所の写真です。
増築をした際に何かしらの原因で雨仕舞が悪くなってしまった可能性があります。

またこちらの写真では屋根が建物側に沈んでいるのがわかります。
これでは雨が降れば建物側に雨水が流れ込んでしまいます。

窓サッシ下の隙間部分に散水をしても簡単に漏れてしまうと思われます。
屋根に乗っている外壁の面は全て侵入水路があることがわかりました。
調査をしてみるといたるところから雨水の侵入経路がありとても恐ろしいですね…
一度外壁を解体し防水シートを張り、施工後新しくモルタルで補修。
ひび割れ、欠損部の補修。サッシ廻りのシーリング。
屋根笠木の交換。外壁防水塗装。
での提案をさせていただきました。
これからまたいつあのような雨風があるかわかりません…
ましてやどんどん寒くなるこの季節…
大事なお家、安心して生活できるよう只今施工中です!
これから雨漏りからのストレスがなくなりますね(*’▽’)♪